サッカーの試合は当然ですが対戦チームがあってこそ成り立つので、他のクラブの方とも色々な話をします。
その中でそのクラブで働くまでの前職の話も時々話題になります。

当ブログを読んでいる方の多くはサッカークラブで働きたいと思っている方も多いと思いますので、採用される人・されない人はどんな人なのかよくある話を3つほど紹介したいと思います。


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1)熱心なサポーターは採用されるのか?


チームやクラブを熱心に応援するゴール裏の人々と言われるサポーターは採用されないとたまに耳にしますが、実際はどうなんでしょうか?

結論から言えば、熱心に応援するサポーターを採用しているクラブもあります。休日にアウェイで応援してきましたという人もいます。
(脱線しますが試合会場でのアルバイトスタッフや警備員、ボランティアさんにもそれなりに好きな方はいます)

採用活動において、その人のスキルや経験値、人柄などの方が優先されるためサポーターかどうかは大きな検討ポイントではありません。
一方で仕事において私情を優先するようなことがあるとクラブにとって有益ではないため、そういうリスクを嫌がるクラブは採用したがらないです。


2)新卒で採用されるのか?


業界として新卒での求人を見かけることはほとんどありません。新卒でのJリーグクラブへの入社はできないかと言われるとそうではありません。
実際に新卒でサッカークラブで働いている人もお会いしたことがあります。

彼ら彼女らがどういった経緯で入社してきたか聞くと、学生の時に試合会場でアルバイトをしていた際に欠員が出ていたためクラブからのオファーがあったという話やクラブにインターンで参加してそのままオファーをもらったという話です。どちらも自分から行動に移したことが結果に繋がったものだと思います。

新卒での求人が少ないのはクラブとして人を育てる余裕がないのがよくある理由です。ビジネスマナーを覚えてもらうまでには非常に時間がかかります。一人前として働いてもらうまでの呑気に待てるほど余裕があるクラブはそうそうないです。そのため社会人として3年程度の経験を積んでいる人の方が育てる時間は短いため重宝されます。


3)どんな経験が重宝されるのか?


募集人数1名などを見るとどんな人が採用されているのか気になりますよね?
2)の話にも通ずるところがあるのですが、欠員での募集がほとんどのためいわゆる即戦力が求められます。
そういった中ですでに社会人としてある程度働いている方が望ましいのですが、クラブとして一番リスクが少ないのは他のクラブ(スポーツビジネス業界)で働いた経験を持っている人です。中でもJリーグのクラブが求人を出した場合は他のクラブで働いていた人を採用した方がJリーグという環境に精通しており、仕事が合わずに早々に離職する可能性も低いためです。

あまり良くない考えではありますが選手と同じように、将来J1クラスのクラブで働きたいのであれば、地方のJ2やJ3クラブで経験を積んでから転職(移籍)するのも一つの方法だと言えます。

一方で業務拡大などの場合は既存の人員で仕事は回せているので、既存のスタッフが持ち合わせていないようなスキルや経験、コネクションが重宝されます。高度な画像編集や動画編集スキル、web関連のスキル、営業コネクション(企業のトップやアジアの企業)などの突き抜けたものがあるかどうかです。

最後に本当にプロサッカークラブで働きたいと思うのであれば、まずは今の仕事で突き抜けた経験や成績をあげてみることをオススメします。ご自身の成長にもつながりますし、転職活動でも優位に働きます。プロサッカークラブで働くことがゴールなのか、そのクラブで何かを成し遂げることがゴールなのかは面接でも感じ取られます。自分がどうしたいかという気持ちを大事にしていきましょう。

(参考)
2017シーズン Jリーグクラブ(プロサッカークラブ)求人実績一覧