プロサッカークラブに新卒で入社するべきか

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Jリーグに所属するプロサッカークラブのフロントに求人や採用活動があるかは別として新卒で入社すべきか考えたいと思います。

プロサッカークラブの仕事はスタッフの数に対し、非常に多岐に渡っています。
スポンサー営業、広報、マーケティング、webサイト運用、デザイン制作、動画編集、グッズ販売、サッカースクール、人事、経理などそれぞれが専門性の高い業務として存在しています。スポーツビジネスで中途採用が多いのはある程度の専門性を持っている人を採用することで育成にかかるコストを抑えたいと考えているからです。(選手を育てることが優先で、社員を育てるまで手が回っていない業界です。)

2)習得できるスキルの質や価値

もし新卒で入社するといずれかの専門性のある業務について、先輩社員に色々と教わりながら仕事を覚えていくことになるかと思います。大企業などであれば同じ業務を担当している人も多いため、将来、自分が習得すべきスキルなどは周囲の状況を見るとわかりやすいと思います。プロサッカークラブでは各担当の人数は多くないため、同じ仕事をしているスタッフは少ないため自分が習得すべきスキルは先輩のスキルしか参考にするものがありません。この先輩が優秀かそうでないかの判断も新卒で入社した人には判断がつかないことでしょう。
入社して数年経過した時に自分が持っているスキルが社会的に見て、質が高いか、はたまた価値があるかはかなりギャンブル性が高いと思います。

3)仕事の刺激

お客さんの反応がジェットコースターのように変化するのもスポーツビジネスの特徴の一つだと思います。精神をすり減らすようなシチュエーションに遭遇するのはたいていの企業は不祥事を起こした時などでしょう。Jリーグのクラブであれば、下部のカテゴリーに降格する時などはまさに様々な角度から避難されます。一方で優勝争いなどをすれば、メディアに取り上げられてイケイケドンドンでチケットを販売するなど良い時もあります。去年は絶好調だったのが今年は降格争いという具合に良い時も悪い時もすぐにやってくる業界です。これに耐えられないと仕事を続けられないのですが、長らく勤めるとこの刺激の許容具合が広がっていくので、刺激がないとつまらないと感じるようになります。一度スポーツビジネスを離れた人が戻ってくるのは、この辺りに理由があります。
知らない方が良い味(蜜の味)なのかもしれません。

4)周りに同じ年齢の人が少ない

Jリーグのクラブはスタッフの人数も多くないため、同じ年齢のスタッフが同じ会社にいないことはよくあることです。下手をすると5年くらい後輩が入社しない時もありますので長いこと下っ端扱いになることもあります。若い人の仕事として決められていることを数年やり続ける状況もあります。雑用を率先して担うことが向かない人はフロントスタッフはおすすめしません。

5)週末や連休が仕事

サービス業なので当然と言えば当然ですが、連休や週末を謳歌してきた学生からすると、友達が連休に旅行に行っている様子をSNSで見かけるのはなんだか悔しいかもしれません。試合日に休みを取ることすら難しい業界なので友達と旅行にいくのはなかなか難しいです。隣の芝生が青く見える話ではありませんが、誰かと比較しがちな人はこの業界に向かないかもしれません。

まとめると・・・

私、個人の意見としては、新卒で入社することはおすすめしません。特別な業界だと思いませんが、仕事を取り巻く環境は決してまだまだ恵まれた状況だと思っていません。大きな会社や伸びている会社に就職をして、社会勉強を積んだ上で改めてこの業界で働きたいか判断した方が個人的には良いと思います。
転職前提で他の企業に就職する気になれない方も多いと思います。そういう方にはJリーグクラブの親会社になっている企業に就職し、クラブへの出向の道を探した方が良いと思います。実際に出向で働いている方も何人も見てきました。出向できた時に仕事が合うかどうか判断してクラブに転籍するのも一つです。また、親会社に所属するとクラブチームと様々な案件で関わる機会がありますので接点は増えます。この接点から転職するのも一つです。

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